民主党 熱海市議会議員橋本かずみ後援会Officialwebsite
衆議院議員 わたなべ周
衆議院議員 細野豪志
1. 議案第49号(平成14年度熱海市一般会計補正予算)について
(1)花博について
 1.入場券の販売ルートについて
 2.北本正孟氏にお願いした経緯について
 3.浜名湖花博との規模の違いによるメリット、デメリットは
(2)老人保健制度改正に伴うパンフレット作成及び受給者証の更新に要する経費に関連して
 1.基準収入額適用申請書について
(3)サンビーチライトアップ整備事業費について
 1.必要性と維持管理費について

2. 議案第51号(熱海市庁舎等建設審議会条例)について
(1)庁舎・コンベンション建設に当たり複合的庁舎を考えているか
(2)総事業費について

3. 市長所信表明について/そのほか
(1)まちづくりの方向を大きく変えると言われましたが市民にわかりやすく
(2)文化的要素にあふれた質の高い観光の「文化」「質」とは具体的に
(3)花と光とカジノによるイメージチェンジとあるが本当に市民が求める熱海のイメージについて
(4)少子化問題について身に覚えのない債務返済要求による市内の被害状況と対策
(5)足湯について
(6)東海岸町の景観問題について
牧野国男 議長
議案に対する質疑及び一般質問を続行します。次に10番 橋本一実君、御登壇をお願いします。

橋本一実
皆さん、こんにちは。まず3期目の市長選挙に御当選されました川口市雄市長にお祝いを申し上げます。おめでとうございます。
新人議員として質問させていただく前に、1人会派ではありますが、民主党会派設立に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。「議会から何らかのよきものを期待しない国民は、議会を抑制したり非難したりする資格を持たない」、これはイギリスの経済学者、ウォルター・バジョットの言葉です。 国政はもとより地方でも政治不信が強くなっていますが、政治や議会をすべて否定し、あきらめてしまってはもっともっと暗い社会になってしまいます。非難するばかりではなく、みずからが行動しなくてはいけないと思うのです。
私は、市政について学ばなくてはならない若輩者ですが、今変えなければ熱海の新時代は訪れない、そう思います。きれいごとだと笑われるかもしれませんが、市民に期待される議会にしていきたい、そして市民と市政がお互いに信頼し合えるようにしていきたいのです。 市がやることを市民が信頼しなければ、活性化も福祉も教育も充実していくことはできません。すべては、市民と市政がお互いに信頼し合えることから始まるのです。
混迷の時代、デフレスパイラル、大量失業時代とさまざまな言われ方で現在の時代は語られています。いつの時代でもそうなのですが、大飢饉や大地震などの天災や経済の低迷時期には政治が大きく機能して、国民を何とかしなければならないと動いていたのが歴史では数多く確認できます。1945年の戦後の新体制からそろそろ60年がたとうとしています。現在の政治システムが今の社会に合致しているか甚だ疑問ではありますが、根本的なシステムの議論がほとんど出てこず、システム上の問題点の指摘ばかりが出てくるのは一体どうしてなのでしょうか。基礎や土台が傷んでいたら、幾らその上にいいものを置いても、幾らいいものを構築しても基礎や土台とともに壊れていくのは自然の摂理です。 5%を10%に補助金をふやすとかふやさないとかの議論だけでなく、どのような体制にすれば市民の苦悩を救うことができるのか、もっと根本的な議論を行うべきではないかと思っています。
バジョットの言葉に「人生における大きな喜びは、君にはできないと世間が言うことをやることである」との一節があります。今後私の意見や施策の中にも「君にはできないよ」と言われることもあるかと思います。しかし、それでも子供たちの時代のために今未来への種まきをすることが私たちの義務であり、使命であると、そう思います。信頼できる市政の実現、そして未来の熱海のためにさまざまな市民の皆さんの生の声をよく聞き、全力で取り組み、頑張らせていただきます。
それでは、ただいまより熱海市議会民主党を代表いたしまして、今定例会に上程されました議案に対する質疑並びに一般質問を行います。
議案第49号平成14年度熱海市一般会計補正予算(第3号)よりお伺いいたします。 私は、花や木など美しい自然による観光活性化策には大いに賛同するものであり、私の選挙時の信条の中でも、自然を生かした熱海市の再生には重要なポジションに位置づけてありました。
当局におかれましても、県立熱海高校桜の散策路整備事業につきまして、先日川口栄一議員さんからも質問がありましたが、16年度完成に向けてぜひ頑張っていただき、その効果には非常に大きな期待を寄せるところでもあります。
それでは、2004年3月18日より5月18日までの67日間行われる予定のしずおか国際園芸博覧会パシフィックフローラ2004熱海サテライト会場、呼称「熱海花博」についてお尋ねをいたします。 私は、先月議席をいただいたばかりであり、議員経験はゼロに等しいわけですが、議員になる前は行政というものは補助金を交付する場合、それ相応の査定を厳密に行うものではないかと思っていました。
我々議員は、去る9月27日に開かれました全員協議会の席上、当局並びにこの熱海花博の企画者である北本正孟氏から概要説明を受けたわけですが、このときいただいた企画書及び概算予算が記された書類等を読んでみまして、率直に申し上げてこの程度のものを提示されただけでは納得してゴーサインなど出せるわけがないと感じた次第であります。 総事業費8億円、市の補助金は1億5,000万円から2億円という大きな額の血税投入予定との説明で、一般会計補正予算5,000万円の補正計上でありますが、前売券を33万枚3億8,300万円、当日券16万枚1億300万円、このノルマが達成されて、初めて市の補助がおよそ1億5,000万円から2億円とお聞きしています。 当日の説明には、このような表面だけの企画書及び根拠が薄弱な収支、また集客見通しに対して1億5,000万円もの血税が支出できるものなのかと疑念にとらわれました。
そこで、昨日来の先輩方の御指摘と重なる部分もあろうかと存じますが、非常に重要な問題なので改めてお尋ねします。
先日、日韓両国開催によるワールドカップの宿泊誘致において県の試算である1,500人をはるかに下回る93人との結果になった報道が全国紙に掲載されました。まだ悪い記憶が残っている中、今回の花博は熱海市にとって初めての大規模なイベントであり、約60万人の人出見込みとありますが、今の熱海市の観光状況や観光産業の経営状況を考えますと、期間限定の一過性の事業では、観光に携わる業者は焦りから、かえって割高となるような質の低いサービス提供となり、熱海市の評判をより悪くするおそれはないか懸念を抱きます。市民や企業の最大の協力が最低条件であり、またキーであると思いますが、このままの軽率な公算では危険を感じます。 また、このチケット販売に関してエージェントを通してとの説明はありましたが、販売ルートが確約されているかお尋ねいたします。 また、今回熱海花博の総合プロデューサーをしていただける北本正孟さんにお願いした経緯と契約についても詳細をお尋ねいたします。 また、熱海花博の総事業費8億円の50倍に当たる400億円の事業規模の浜名湖花博について、平成16年4月8日から10月11日までの開催期間に当たり、既に本年10月より前売り券を発売している中、同時期に開催する熱海花博は遅れをとり、チケット販売に支障を来すおそれを感じますが、浜名湖花博との規模の違いから生じるメリット・デメリットを当局はどのようにお考えがお尋ねをいたします。
次に、老人保健制度改正に伴うパンフレット作成及び受給者証の更新に要する経費に関して、基準収入額適用申請書についてお伺いいたします。申請書の注意書きの中に「公的年金及び給与収入額を確認できる所得(課税)証明書を添付してください」とありますが、老人保健の基準収入額適用申請書に有料の証明書添付は、高齢者福祉サービスの向上の観点から問題であると感じますが、当局はどのようにお考えがお尋ねをいたします。
次に、サンビーチライトアップ整備事業についてお伺いいたします。サンビーチライトアップ整備事業に係る実施設計等に委託料として2,520万円の補正内容がありますが、現状の熱海市の観光事情を考えるとライトアップ効果をもたらすための設計委託料にこれほどの予算をかけてまで果たして訪客の効果を期待できるものか強い懸念を抱きます。 予算面からも考えて、日中見て回る観光名所等の整備を考えた方が市民や観光のお客様のためによいと思います。私も観光に携わる一人として観光のお客様や接客している人たちの意見を聞いてまいりましたが、熱海のサンビーチにライトアップが必要という意見よりも、やはり昼間見て回れ、熱海に来た思い出に残る有意義な施設や家族や小グループにとって楽しい時間をつくれるような施設の検討をという意見が多いと感じます。
今熱海市の急務は、基盤となる観光施設の手厚い保護とうわさがロコミで広がっていくような、マスコミが黙っていても次第に来るような、他都市では例を見ない特色のある観光施設の誘致や整備であると思います。実際また、熱海市夜間景観整備基本構想策定業務報告書の中に熱海地区からの問題点として「眺望点からの夜景も多くを占めているホテル、旅館、マンションからの部屋明かりが少なく、全体的に夜景としての厚みに乏しく、魅力が薄い」とありますが、これは照明の問題ではなく、熱海の魅力のなさ、そういったものを強調している感じがします。 私は、このような見た目を重視した事業に投資をするよりも、今熱海市に必要であると感じるのは、自然の恩恵を見直し、温泉、梅、桜による自然の普遍性、そういったものの魅力を生かし、そして特色のある施設が必要であると思います。
しかし、夜のサンビーチを観光名所にする考えてあれば、ライトアップとする規模と維持管理に要する経費をどこまで把握されているか、海水や潮風の中で管理はかなり経費がかかることと思われますので、おわかりでしたら具体的にお答えください。
次に、議案第51号熱海市庁舎等建設審議会条例についてお伺いいたします。 庁舎の老朽化に伴う改善に当たり、これをいかがするか建設に関しては、本日午前中の米山議員さんの質問にもありましたが、同じ答弁は結構ですので、ほかの観点の答弁だけいただきたいと思います。そこで、まず庁舎建設に当たり、救急医療や保育施設などの複合的庁舎を考えているかお尋ねいたします。また、当局はPFI事業者が見つかるとお考えでしょうか。また、建設の際の総事業費、こちらもおわかりでしたらお答えをいただきたいと思います。
次に、川口市長の所信表明についてまちづくりの方向性を大きく変えると言われましたが、市民にわかりやすく具体的にお示しください。また文化的要素にあふれた質の高い観光の「文化」「質」とはどういうことか具体的にお願いします。私は起雲閣や韓国庭園も文化ではあると思いますが、伝統的なものではないところが市民の感覚に訴える要素が不足していると感じます。
また、花と光とカジノによるイメージチェンジとありますが、今定例会の市長所信表明の中には積極性、迅速性、攻撃性が求められているとありますが、この3点を指すのでしょうか、お答えください。 本当に市民が求めている熱海のイメージというのは、買ってきて置かれた花ではなく、電気代をかけて多額の維持管理費がかかる光でもなく、ましてやまだ法制化もされていないカジノであるとは思いません。 カジノについては、熱海活性化の起爆剤ともなり、また若い世代の皆さんが積極的に取り組まれていることも考え、基本的には賛成ではありますが、まだ合法もされていないものをまちづくりの大きな柱にすることは市民に不安を与えるものだと考えます。カジノに関しては、熱海を左右する大きな問題であり、まだ私自身調査研究が十分に終わっていないので、次回の定例会で細かく質問させていただきます。
熱海市観光協会がインターネットホームページで行った伊豆に関するアンケート結果をまとめ発表したものに、旅行先として伊豆を選ぶ理由の第1位は温泉79%、2位は料理や地場産物等の味覚51%だった、とあります。調査は、6月1日から30日までの同協会公式ホームページ上で行われ、9,803人からの回答があったと記載されていました。伊豆についての印象は、清潔感、料理、宿のサービス、観光施設のサービス度などで「よい」と答えた人が多かったが、交通状況の渋滞に対しては「悪い」との回答が54%あり、このアンケートからも温泉の充実の必要性、まちの清潔感に対する見直しを考えるべきであると思いますが、市長さんはどのようにお考えがお答えください。
次に、少子化問題についてです。 熱海市の高い高齢化率を背景に早急に取り組まなくてはならないと思いますが、県下でもトップクラスと言われる乳幼児の医療費無料措置や安い保険料はすばらしいと思います。しかし、まだ学校5日制に伴う受け皿の拡充や夜間保育問題、そして幼児、児童が近場で安全に元気に遊べる環境づくり、子供を新たにもうけた若い家庭への補助制度など、課題は山積しています。そして、定住人口の減少の歯止めを真剣に考えなくてはなりません。そのために魅力あふれる観光施設を考え、職場の安定を図る必要があると考えますが、夜間保育、私立幼稚園、保育園の支援の拡充、一時保育など、少子化対策について具体的な市長さんの考えをお聞かせください。
次に、9月28日の熱海市内の新聞紙面に掲載されました身に覚えのない請求書や督促状が市民に送られてきた問題で市内の被害状況と対策についてお尋ねをいたします。
次に、足湯について。 以前に市長さんが韓国庭園内に検討しているような話を伺った記憶がありますが、私自身温泉に対してはこのまちの再生のキーポイントになると考えています。静岡県は、地域を限定して大胆な規制緩和を行う構造改革特区の認定を目指し、県内から六つの構想を提案すると発表しました。熱海市については、温泉療養を健康保険適用とする温泉療養特区を提案しておりますが、実際の計画予定や規模についてお尋ねいたします。先ほどの議員さんの質問もありましたので、重複しないところの御答弁をお願いいたします。 また、特定非営利活動法人NPOエイミックによる熱海市内の温泉の見直し作業が始まり、市から委託を受けて10月からスタートする予定とのことですが、先日の湯煎神社例大祭での足場やマッサージの無料サービスなど行われ、大変なにぎわいであったと聞いております。また、起雲閣や他の市有地に特色のある足場や温泉療養施設のお考えは当局にありますか、お聞かせください。
次に、以前にも他の議員さんが質問されているとは思いますが、改善されていないので、再度お尋ねをいたします。廃業になったホテル、旅館の放置について熱海全般のイメージダウンにつながり、東海岸町においては、特に火災の起きた廃業ホテルにつきましては、まだガラスが破れ、火災の焼け跡までも大通りから目に入ってしまいます。せっかく楽しみに熱海に旅行に来られたお客様の印象を悪くしていることは言うまでもありません。
せっかくいろいろな考えで誘致に血税を投入しても、熱海に来ていただいたお客様に第一印象であのような光景を見せることは、観光を基盤とするこのまちの市民として大変心苦しく、観光のお客様に申しわけないと思うのです。熱海に来て十分満足していただけなければ、行政が手を差し伸べなければ、市民の皆さんが幾ら努力してもよい結果になってあらわれないと思います。もう一度来ていただくための熱海市としての接客姿勢を見直し、黙っていても熱海にお客様が来る、そんな神話はとっくに終わっている認識を持つ必要があると思いますが、積極的な当局のお考えをお聞きします。 以上で壇上からの質問を終わらせていただきます。

川口市雄 市長
民主党を代表しての橋本一実議員の御質問に御答弁申し上げます。 まず、ライトアップ整備事業についてのご質問であります。御案内のとおり熱海サンビーチは、観光地熱海のメーンの施設として夏のにぎわいを創出しておりますが、その利用者の多くは花火の観覧を除くと昼間に集中しております。このたびのサンビーチライトアップ整備事業は、このような状況を踏まえ、貴重な資源勇積極的活用と熱海市の夜間景観創出整備を意識して、国際的にも評価の高い照明デザイナーの石井幹子さんにお願いし、魅力的な夜間景観を創出しようとするものであります。このことによりまして夜間におけるまちの中のにぎわいの創出を目指すものであります。私が昨日来申し上げておりますように、このライトアップ事業は、少し寂しくなりました熱海のまちのライトアップ、100万ドルの夜景と言われていたまちの景観を何とか夜もにぎやかにしたいということで、数年前から石井幹子先生にお願いをして、そして順次熱海市内をライトアップする。まず、サンビーチからやりたいというふうなことであります。 橋本議員からは、そんなことよりも昼間の観光施設の方が重要だとの御意見もただいまございました。私は、ここ数年海岸線の整備、起雲閣、マリンスパ、あるいは韓国庭園、芸者さんの花の舞、そしてこれらを含んで、あるいはまた隠れた熱海の名所、観光スポットをめぐる湯〜遊〜バスの運行等々をここ4-5年で行ってまいりました。今般は、そんなわけで夜のまちのにぎわいをお願いをしようとするものでございます。工事費と維持管理費についてもお尋ねがございました。工事費は概算2億円、なるべく国・県の補助金を使わせていただいて市の負担を少なくしていきたいと思いますけれども、この砂浜でのライトアップというのは、我が国では私が聞いている限り初めての事業でございます。それだけにほかの地域に誇れる一流のライトアップをして、多数のお客様に熱海においでいただいて、何よりも寂しくなったと言われている夜のまちのにぎわいの演出をしていきたいというふうに思っております。なお、ランニングコストにつきましては、年間約500万円程度と予想しております。
次に、私の所信表明についてのお尋ねであります。本年9月市議会定例会の冒頭、貴重な時間をいただきまして、私の市政に臨む所信について申し上げましたが、その中で熱海がかつてのにぎわいを取り戻すには、まちづくりの方向を大きく変える必要がある、そしてそのためには積極性、迅速性、攻撃性が求められると申し上げました。また、熱海再生のために三つの改革をもって、これに臨んでまいりたいとも申し上げました。 三つの改革のうち特に心がいやされる観光地への改革について申し上げますと、これまでの団体や男性客中心の温泉場、歓楽街といったイメージから、家族連れや女性層にも愛される文化的要素にあふれた質の高い観光都市に熱海のイメージチェンジをしていかなければならないと申し上げました。そのために親切と文化を下敷きにしながら「花と光とカジノ」をもって熱海温泉をイメージチェンジするための具体的な施策としていこうとするものであります。市民参加で展開される熱海花博やサンビーチライトアップ事業推進、国際的な社交場を目指すカジノ法制化と誘致などによりまして、熱海のイメージを大きく変えて、21世紀の新たな観光ニーズにこたえていこうとするものであります。
また、これからの観光は一言で言えば文化であると思います。あらゆる分野において文化を意識することにより、まちの雰囲気から人々のホスピタリティーに至るまで大きな変化が期待できるものと思っております。また、文化は本物でなければなりません。文人墨客とのかかわりによって残された熱海の歴史や歴史的建造物も、そして長い間に培われた芸妓の文化も、さらに温泉の歴史や文化もそれぞれが本物が求められているという新たな観光ニーズに対応できるものであります。住む人も訪れる人も感動を得られる安らぎと感動に包まれた文化のまちづくり、これを進め、質の高い文化を享受できるまちを目指していきたいと思っております。
なお、温泉の活用や清潔なまちづくりにつきましては、温泉観光地としての基本的かつ重要な要素として今後も位置づけていくべきものであると思っております。 最後に、足場についての御質問でございます。御答弁申し上げます。熱海市にとって温泉は欠くことのできない貴重な自然資源であります。この温泉を観光資源や近年見直されている健康療養効果として活用することは、行政にとっても最重要課題であると認識しているところでございます。市の源泉で公営企業会計が所有しているもの以外にも公園用地等に数本の源泉を所有しておりまして、以前からこれらの温泉を活用した施設を考えておりました。このたび設置いたしました熱海梅園整備計画懇話会から梅園拡張用地の一角にある源泉、あそこに源泉がございます、それを活用して足場をつくったらどうかとの御意見が出ております。御提案の足場につきましては、私も積極的に受けとめており、今後は議会の皆様の御意見もお聞きしながら、梅園内に足場が実現できるように努力してまいりたいと思います。
なお、他の御質問につきましては、担当部長より答弁いたさせます。

渡辺尤价 観光文化部長
私からは、熱海花博関係について御答弁申し上げます。1番目の熱海花博の入場券の販売ルートが確約されているのかとの御質問でございますが、前売り販売はエージェント等への委託販売と直接販売を予定しておりますが、今議会で議員の皆様の御理解をいただいた後、議員の皆様や実行委員会の御提案、御意見を織りまぜた実施計画を早急に作成し、その後交渉に入りたいと思っております。
次に、2番目の総合プロデューサーについての御質問でございますけれども、事業推進実行委員会において候補者4名の中から北本氏にお願いすることとなりました。決定理由は、博覧会等の開催経験が豊富であり、経済産業省、農水省、国土交通省など国の外郭団体の委員やアドバイザーを歴任し、また、静岡県総合研究機構の外部研究員等、静岡県での実績も高く評価したものであります。 また、契約は実行委員会で行いますが、まだシミュレーション分のみでございます。次に、3番目の浜名湖花博の規模の違いによるメリット・デメリットについてでございます。まず、浜名湖花博は400億円と大規模でありますので、大々的なマスコミ宣伝等が展開でき、県の事業でございますので、多数の県職員の出向や資金の投入がたくさんできること、県下全市町村に会場への出展、入場券の購入など、いろいろな面の協力要請ができますが、熱海花博はしずおか国際園芸博覧会のサテライトシティーであっても、県や静岡国際博覧会協会から補助は一切なく、単独事業ですので、財源が難しく、駐車場確保や宣伝等に工夫が必要であると思います。
また、メリットでございますけれども、浜名湖花博は公共事業型の通常花博であり、熱海花博は議員御承知のとおり公共事業型ではありませんので、従来と違う花博ができ、また熱海市は平成11年度に熱海市花いっぱい運動基本計画を作成し、その基本計画に基づき2010年を一つの目標にしてガーデンシティー熱海の実現を目指しております。その基本計画の中で、しずおか国際園芸博覧会のサテライト会場となり、ガーデンシティー熱海の実現のため、ホップ・ステップ・ジャンプのホップの場にするとともに、熱海活性化の起爆剤の場として位置づけ、全国に新しい熱海のアピールをし、熱海市内ににぎわいが戻るとともに、多くの市民の参加により市民の花に対する理解と協力をより一層蓄積することができるものと思っております。以上でございますので、御理解を賜りたいと思っております。

加藤洋 市民福祉部長
私からは、老人医療制度に関する御質問にお答えいたします。健康保険法等の一部を改正する法律がこの10月に施行されまして、老人保健の対象年齢の段階的な引き上げや医療機関等の窓口の支払いが1割から2割の負担になるなど、診療費の自己負担率が変わる等の改正がありました。その中で70歳以上の人の一部負担金の割合は定率1割負担でございますが、一定以上の所得のある人につきましては2割の負担となります。一定以上の所得とは、市民税の課税所得額が124万円以上を指しますが、その中で同一世帯内で70歳以上の収入合計が637万円、また単身の場合450万円の収入額に満たない旨を申請し、認められた場合は1割の負担となります。本市では2割該当者の皆様837人にお知らせと申請書をお送りいたしました。その中で収入の届け出をする基準収入額適用申請書の中にあります「公的年金及び給与収入額が確認できる所得及び課税証明書を貼付してください」との注意書きを折り込んだわけでございますが、この申請書の様式は国で定めた標準様式をそのまま活用させていただきました。確かにこの証明書を課税課で取得すると有料で個人負担となりますが、これはすべての人が必要ということではなくて、例えば1月1日に本市に住所がある市民につきましては、公的年金収入についての書類は不要となっております。そのようなことでございますけれども、御指摘のように文面に理解しにくい面があると思われますので、このようなことにつきましては今後表現方法をわかりやすく変えるなどの検討をさせていただきます。

山田勲 総務部参事
私からは、庁舎建設についての御覧間に答弁させていただきます。庁舎とあわせて計画する施設としまして、庁舎と同様耐震上の問題のある観光会館や現消防庁舎、それから図書館等についても審議会で検討、調査、審議していくことになると思います。また、今議員の御提案の救急医療施設や保育施設、それに市民サービスの向上が図られる施設を含めた複合施設としての庁舎につきましても今後検討してまいりたいと存じております。 次に、PFI事業者の参加見込みについてですが、これはPFI事業導入可能性調査により市場調査をいたします。その結果により民間事業者の参加意向が明らかになっていくと思います。それから、建設の総事業費につきましても、同調査により規模等に関する基本構想が示され、バリュー・フォー・マネーの算定を含め、大まかな総事業費が示されることになりますので、御理解を賜りたいと思います。

岩澤梓 福祉事務所長
私からは、少子化問題につきまして御答弁をさせていただきます。若い子育て世帯にありまして、新たな家庭のために子供を育てていく環境整備が必要であるものと理解をしております。本市では、乳幼児医療費制度補助事業のほか、各種子育て支援事業を実施しており、一時保育をはじめ、私立保育園への支援では障害児保育事業補助をはじめとした各種支援事業を行い、拡充に努めているものでありますが、夜間保育におきましては、保育上、施設の体制確保等が整わず、検討課題となっているものであります。 また、私立幼稚園の支援につきましては、私立幼稚園と公立幼稚園との保育料の格差是正措置としまして、昭和49年から保護者に対し補助金を交付しております。ちなみに、平成14年ベースで申し上げますと、3歳児に対しまして月額1,500円、4歳児に対して月額4,000円、5歳児に対しまして月額5,000円の補助金が保護者に交付されております。いずれにしましても、今後とも在宅児を含めた子育て支援の推進を図ってまいりたいと存じますので、御理解賜りたいと存じます。

渡辺尤价 観光文化部長
身に覚えのない債務返済要求による被害状況と対策についてお答えいたします。確かに有料電話情報サービスの利用料の督促状等が出回り、市民から市あるいは行政センターに相談がございました。この方たちには、聞き取り調査をしながら対策を講じました。今後のことも考え、直ちにこのような請求があった場合、市等へ相談に来るよう市内新聞にも掲載を依頼したところであります。ちなみに、市には5件の相談があり、対処いたしました。

水谷昭 総務部長
温泉療養特区構想についての御質問に御答弁申し上げます。これにつきましては、午前中に米山議員さんの御質問に市長から御答弁申し上げたとおりでございますけれども、今回の提案は静岡県の構想ではなくて熱海市の提案でございますので、規模というような御質問がございましたので、これは熱海市全体を対象とするということでございます。それから、計画というような御質問ございましたけれども、構想でございますので、まだ具体的な計画には至っておりません。

高杉正行 建設部参事
私からは、東海岸町の景観問題について御答弁申し上げます。本来観光地は、特に景観が非常に重要な要素であることは言うまでもありませんが、議員御指摘のとおり東海岸町の一部には現場用シート等で覆われた廃業ホテルが見られ、景観や防災上からも決してこのままでよいとは考えておりません。 しかしながら、基本的には個々の財産権に及びます事柄でもございますので、行政の介入にもおのずから限界がございますので、今後経済状況の急速な好転が期待できない現状を考えますと、いましばらく時間が必要かと思います。このような状況の中ではありますが、最近の取り組みといたしまして、できる限り現状からの脱皮を早急に図るため、本年7月には旧大和ホテル、臨海、大伊豆旅館の跡地の所有企業の有力役員に対しまして市長が直接面談し、市の希望を伝え、早期解決を要請した結果、「申し入れの趣旨はよく理解できるので、温泉を利用した観光施設を検討する」とのお話をいただいております。その他の件につきましても前向きに取り組んでまいります。 次に、観光面について申し上げます。議員御指摘のとおり黙っていても熱海にお客様が来る、そのような神話は崩れ去ったと認識しております。これからは、情報化の進展、国際化、ライフスタイルの変化、余暇の増大など大きな動向の変化を踏まえ、個性豊かで質が高く、効率的なサービスを提供することが望まれております。市といたしましては、心の面で親切運動の推進、まちづくりでは花と光の演出、そしてカジノと大きくイメージチェンジを図ろうとしております。宿泊施設側もこのような時代背景を踏まえ、団体客だけでなく毛個々で訪れる旅人が真に心がいやされるような観光地にすべく努力する時代に変わりつつあると思います。

橋本一実
それでは、まず再質問を順次させていただきます。 まず、ライトアップに関してですが、私が市長さんに言いたいことは、よくお客様に昼間家族連れでどこか行くようなところを聞かれるのですけれども、確かに起雲閣、韓国庭園、なかなか子供がいると勧めにくい。マリンスパというのはプール、これも時期的なものがあると思うのです。やはり家族連れやカップルこういったところ、若者も観光のもちろん対象になるわけですから、そういった面も十分寺えていただきたいと、そっちの方が急務ではないかということで御提案したわけですが、これは要望としてということで結構です。
次に、熱海花博ですが、これはどちら側からの話なのかをお尋ねをいたします。それと、この財政的に非常に苦しい時期に一過性であり、また伝統も地域性もない、極端に言えばどこのまちでも開催が可能であるような既成イベント、こういったものに対して多額の補助、決意を固めた、そこのところ1点だけを再度お聞きしたいと思います。また、事業名称に「サテライト」とありますが、ほかの議員さんもちょっと質問されていましたが、本体の浜名湖花博の実質的な主催者である県からなぜサテライトに対する補助がないのか、またもしそれがないのであったら、補助金獲得の努力をしたのかどうか、こういったところをお尋ねをします。また、サテライトとしての相互連携、この辺もお答えいただけたら、ちょっと時間があれですか。 それと、全員協議会の資料等にも記載されていましたが、北本正孟氏の略歴の下から3番目のところに、北九州博覧祭の総合プロデューサーというところがありますが、私がインターネット等で調べましたら、非常に思惑とは違ったかけ離れた結果でしたので、収支結果について御説明をお願いします。 それと、熱海花博開催中の港湾道路の件ですが、よく東京からの釣り客も多いと聞かれているのですけれども、その期間中は車両等の車が入るのかどうか、そこも御答弁お願いします。
それと少子化についてですが、私立幼稚園の支援は、今以上の是正をお願いをします。これは要望で結構です。 それとライトアップについてなのですが、ちょっとごめんなさい、一番初めにまた戻ってしまうのですが、ライトアップ。光害対策のガイドライン、こういったものがあるかと思いますが、これについての当局の判断、こういったものがちゃんとできているのかを確認させていただきます。 それと、花博で再度。チケット販売のエージェントの手数料は別予算ではないかを確認をさせていただきたいと思います。簡単で結構ですので。
あと、所信表明の中に市長さんが当選後のごあいさつにもあった「おのれを捨てる」と言われた言葉があるのですけれども、所信表明の中のどこの部分に一番それが強調されているか、ちょっと教えていただきたいなと思うのですけれども。 それと、所信表明の中、私もよく読ませていただいたのですけれども、情報公開という文字が全く見当たらなかったのですが、迅速性の中に含まれているならば、まず市のホームページとありますけれども、インターネットの更新はできるだけ早くお願いをいたします。これは要望です。 また、市民の理解を一層得るためにも「広報あたみ」を市内の紙面だけでなく、例えば市民の集まる乗降の多い清水町バス停、今度マックスバリューもできることですので、その辺、また熱海駅、親水公園などに掲示板等、また電光の掲示板、よく新幹線なんかでテロップみたいなのがありますね、そういったものも考えていただけないか、これも要望としてお願いをいたします。
それと、東海岸町の景観に対することですが、前向きにというお話をいただきましたけれども、市内に住んでいますとなあなあになって見なれてしまうと言った方がいいかもしれませんが、やはり年間300万人以上のお客様が来るわけですから、全く何も手だてができないということはないと思うのです。目隠しぐらいはどうにでもできると思いますので、早急に取り組みを、これも要望で結構です。とりあえず以上で再質間ですので、お答えをよろしくお願いします。

川口市雄 市長
再質間にお答えをいたします。まず、花博でありますけれども、どこからかというふうな御質問もございました。これは、先ほど来秋がほかの議員さんにも御答弁申し上げておりますように、花と光とカジノ、その前は私は花で熱海のイメージチェンジをしたいと、こういうふうに思って、そのあらわれがこの一つの花博である。平成20年をめどに花のまちづくりを進めているわけでありますけれども、その一つの大きな通過点として花博をやりたい。しかも、ですから市の重要な施策でありますから、たまたまこれは市民の皆さんにお願いして実行委員会をつくっていただいてやっていただいておりますけれども、本来ならば市が重要施策として遂行しなければならないというふうにも考えられますし、そんな意味で補助金を支出をさせていただきたいというわけであります。 それから、県に対してサテライトなら補助金をというふうなことでありますが、これにつきましても市も実行委員会の皆さんも今まで一生懸命知事さんを初め県に対して補助金の要望はいたしました。これは、熱海市だけのことではない、サテライト会場に指定されているのは熱海市だけではなくて県下に相当ございます。でも、熱海市が一番たくさんの箇所を指定されておりますけれども、一番熱心に取り組んでいるというふうに自負していますが、すべてのところへ補助金は支出できないと、こういうふうなことであります。
それから、ライトアップについても先ほどございましたが、東海岸町の廃業ホテルも数年前から私も随分、まず国、それから県、あるいは公団等いろいろなところへお願いをして、公の力で何とかできないか、いろいろお願いをしてきたわけでありますが、なかなか難しい。この間は、さっきうちの参事が申し上げましたが、実は加ト吉の社長さんがあそこの大和ホテルのところなどを2,700坪ばかり買われましたので、行って、そのときにすぐ目の前のライトアップのこの事業の計画を説明をしました。加ト吉の社長も大変それに興味を持って、ですから私もマンションではなくてこんなものがすぐ目の前すばらしいものができるのだから、ぜひ観光施設を考えていただきたいと、そういうお願いをしてまいったわけであります。
「おのれを捨てて」というふうな、ございました。私は、この間の所信表明でも、あるいは選挙戦を通じて「おのれを捨てて、そして初心に返って」と、これを二つお約束をしたわけでありまして、これはどこの部分ということではなくて、すべて市政をやっていく上でおのれを捨ててやっていきたい、初心に帰ってやっていきたい、そういうふうなお約束を申し上げているわけであります。

渡辺尤价 観光文化部長
花博に関する市長が答弁しました以外の御答弁をさせていただきます。まず北本さんの略歴の中の一番最後から3番目にある北九州博覧祭、このことについての御質問でございますけれども、ちょっと詳細がわかりませんので、これは調べてまだ後日お知らせをさせていただきたいと思います。 それから、車両が入るか入らないかという問題でございますけれども、例の埋立地にあります今市営の駐車場がございますけれども、これは活用する考えでいますけれども、いろいろ花博につきましてはあそこまで車両が入っていくといろいろ混雑の問題等が提議されていますので、これは実施計画書の中で向こうまで入らないような計画がなされるのではないかと推測をいたします。 それから、チケットのエージェントヘの手数料です。これは、お渡ししてあります予算書の中で、これはシミュレーションの方の予算書でまだ確定ではありませんけれども、前売り販売手数料というのがあります。これで支払うようなことになっています。

橋本一実
それでは、再々質問をさせていただきます。 まず北九州博、これ事前にお話をさせていただいたのですが、なかなか言いにくいようですので、私の方からここに毎日新聞の記事がありますので。北本さんのかかわったプロデュースされた北九州博です。 「赤字23億円、市大半を負担へ、中間決算発表。北九州博覧祭協会は2001年12月14日、博覧祭の中間決済を発表した。総収入84億円、総支出107億円で赤字額は約23億円に上る。事実上の主催者、北九州市が大半を負担する予定。市は赤字分とは別に、総収入のうちの43億円を市負担分として協会に支出している。同協会によると、収入の内訳は入場料約22億円、営業収入など約19億円。140万枚発行した前売り券の販売数が約97万枚程度にとどまり、企業向け入場証などによる無料入場者が約60万人にのぼったことで入場料収入が予想(43億円)の約半分となったのが赤字の要因。企業からの協賛金や駐車場収入が伸び悩んだのも響いた。市は赤字補てん分を一括し、来年2月定例市議会に今年度補正予算案として計上する方針。行財政改革による人件費削減分や市単独事業の残予算などから工面するという。北九州市の末吉市長は、みずからの責任について『期待にそえず、責任を感じている』と述べた」、こういう記事が毎日新聞で記載されています。 北九州博については、北本さんのプロデュースの後ろにもちゃんと書いてありますね、「北九州博のプロデュース」ということで。メーンのプロデュースをされたということではないみたいですが、これだけで結構です、市長さんに答弁をいただきたいと思います。

渡辺尤价 観光文化部長
市長への御質問ですが、私の方でお答えさせていただきます。今資料が届きまして、総合プロデューサーは泉さんという方がやっていまして、今回もそうなのですけれども、多少サブのプロデューサー、いろいろ中身の種類によって今回の場合も入ってきますので、あくまでも総合プロデューサーは北本氏ではないということで、泉氏であるということだけ御返事申し上げます。

牧野国男 議長
議事の都合により暫時休憩いたします。
公開責任者 橋本かずみ後援会代表 鈴木英夫
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